「北の街」(青森市タウン誌)2017年 9月号 表紙


表紙あとがき

「手段は違うけれど、この方は自分と似た感覚を表現したいのかもしれない」。
そんな不思議な同調を感じました。
関西出身のジャズピアニストのその女性とは、年齢も近く、なんとなくおちゃらけたキャラクターも似ていて、
初対面から例を見ないほどの親近感を抱きましたが、奏でられた彼女作曲の音楽を聴いて、ハッとしました。
もしわたしが筆でなくピアノが弾けたら、彼女のような曲を作るような気がする、まるで自分の絵が奏でられているような・・・
夢見心地と奇妙な同志意識とで、今号はそれを絵で記録しておこうと、彼女のことを絵にしました。
女性の名は葭葉(よしば)愛子ちゃん。
作る音楽はまるで、心地良いたゆたいのようです。